現役ドラフト・FA・ポスティングの解説
プロ野球選手が移籍する方法まとめ
プロ野球選手が所属球団を変える方法は、いくつかあります。ここでは、トレード、現役ドラフト、FA(フリーエージェント)、ポスティングを、特徴とともに整理します。
トレード
球団どうしが合意して、選手を交換または譲渡する方法です。出場機会を求める選手にとってチャンスになる一方、慣れた環境を離れる決断でもあります。選手がトレードを希望することを「トレード志願」と呼ぶこともありますが、成立するかどうかは球団どうしの合意次第です。
現役ドラフト
2022年から始まった制度で、出場機会に恵まれていない選手に、新しい環境でのチャンスを作ることを目的としています。各球団が対象となる選手をリストに出し、ほかの球団がその中から指名します。指名された選手は、新しい球団でプレーすることになります。
- 主力選手や、高額年俸の選手などは対象になりにくい。
- 移籍後に活躍して、一気に評価が上がる選手もいる。
- トレードと違い、選手側が球団を選べない。
国内FA
一定期間、1軍に登録されて活躍した選手が、自分の意思で球団を選んで移籍できる権利です。おおむね、8シーズン(大学・社会人出身は7シーズン)の1軍登録日数を積み重ねることで、権利を取得できます。1年で認められるには、1軍の登録日数が一定以上必要です。
FA権を持っていても、使わずに残留することもできます。権利を行使した選手には、元の球団に補償が行われる場合があります(ルールにより、選手の格付けや年俸で変わります)。
海外FA
国内FAよりさらに長い期間(おおむね9シーズン)の1軍登録で、海外の球団と自由に交渉できる権利が得られます。メジャーリーグ(MLB)への移籍は、この海外FAで行うのが基本です。
ポスティングシステム
FA権の取得を待たずに、球団の承認を得て、メジャーリーグへの移籍を目指す制度です。選手がポスティングを希望し、球団が容認すると、MLB球団と交渉できるようになります。MLB球団が獲得する場合には、契約総額に応じた金額(譲渡金)が、元の日本の球団に支払われます。
- 若い年齢でメジャーに挑戦できる反面、球団の承認が必要。
- 25歳未満などの条件に当てはまる場合は、MLB側に契約額の上限があり、条件が大きく変わる。
ゲームでの再現
「もしも野球選手だったら」では、出場機会が少ない年にトレードや現役ドラフトの対象になる、在籍年数と出場日数の条件を満たすとFA権を得る、実績が十分な選手がメジャーに挑戦する、といった流れを確率で再現しています。移籍が決まるたびに、環境が変わるタイミングで選択を求められます。
移籍の前提になる入団のしくみは、ドラフトと育成契約のしくみをご覧ください。
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