ドラフトと育成契約のしくみ
1位指名の抽選から支配下登録まで

公開:2026年10月18日 ・ ayi labo

プロ野球に入るための入口が「ドラフト会議」です。この記事では、ドラフトの流れと、育成契約・支配下登録のしくみをまとめます。ゲーム「もしも野球選手だったら」でも、同じ考え方で再現しています。

制度の細かい内容は、年度により変わることがあります。ここでは基本的なしくみを、概算で説明します。

ドラフト会議とは

毎年秋に行われる「新人選手選択会議」で、12球団が入団してほしい選手を指名します。指名できるのは、高校生、大学生、社会人、独立リーグなどの選手です。

1位指名は、重複したら抽選

1位指名は、12球団が同時に選手の名前を発表します。同じ選手を複数の球団が指名した場合はくじ引きで交渉権が決まり、外れた球団は、別の選手を指名し直します(外れ1位)。そのため、人気のある選手でも、希望の球団に入れるかどうかは運も絡みます。

2位以降は、順番に指名

2位以降は、あらかじめ決められた順番で指名していきます。指名された選手は交渉権を得た球団と契約交渉を行い、条件が合えば入団します。入団を拒否することもできます(その場合は、翌年以降に進路を選び直します)。

支配下選手と育成選手

支配下選手育成選手
背番号2桁(0〜99)3桁(100番台〜)
1軍の試合出場できる出場できない(支配下登録が必要)
年俸の最低額440万円240万円
在籍できる人数各球団70人まで人数の上限は原則なし

育成選手として入団した場合は、まず2軍などで力をつけ、球団に認められたら支配下登録されます。支配下登録されると、背番号が3桁から2桁に変わり、年俸も支配下の水準になります。支配下登録は、シーズン中は7月末までという期限が設けられています。

契約金と年俸

ドラフトで指名されて入団する場合、契約金と年俸の目安があります。かつては上位指名ほど高額になる標準額が定められており、1位では契約金1億円と年俸1,500万円が目安とされてきました。育成選手の場合、契約金はない、または少額で、年俸も低く抑えられます。

入団後の年俸は、前年の成績をもとに、毎年の契約更改で決まります。活躍すれば増え、成績が振るわなければ減額されます。ただし、1年での減額には上限があります。

入団後の道のり

トレードや現役ドラフト、FAについては、現役ドラフト・FA・ポスティングの解説で説明しています。

ゲームでの再現

「もしも野球選手だったら」では、高校・大学・社会人での実績に応じてドラフトの指名順位が決まり、1位指名が重複した場合は抽選になります。外れた場合は入団するかどうかを選べます。育成指名の場合は背番号が3桁で、1軍に上がるタイミングで支配下登録され、背番号も変わります。

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